読み上げ算とは?今すぐ無料で体験|やり方・効果・始めどきを770名指導が解説

- 読み上げ算とは、読み上げられる数字を耳で聞き取りながら、そろばん(または暗算)で計算していく練習です。
- 「聞く→そろばんに置く→置きながら次の数字を聞く→さらに覚える」を同時に行うため、記憶力が大きく鍛えられます。
- 入門が終わったころから少しずつ始められ、続けるほど耳・指・頭が同時に育ちます。
- 育った「聞く力・記憶力」は、会話を覚える力や、社会の暗記など普段の学習にも役立ちます。
- KSJでは読み上げ算を、頭の中に“そろばん”がちゃんと見えているか(本当に暗算できているか)を確かめる練習として今も使っています。
- このページでは、実際に読み上げ算をその場で体験できます(音声で読み上げます)。
「読み上げ算って何?」「フラッシュ暗算とどう違うの?」——そろばんを調べていると見かける「読み上げ算(よみあげざん)」。聞いたことはあっても、中身はよく分からない方も多いと思います。
こんにちは、川上スクールジャパン(KSJ)代表のたけのり先生です。世界26ヶ国・770名以上を指導してきた経験から、読み上げ算の正体・育つ力・始めどきを、分かりやすく解説します。
まずは体験!お試し読み上げ算
説明の前に、まずは本物の読み上げ算を体験してみましょう。スタートボタンを押すと「ねがいましては〜」と数字を読み上げます。耳でしっかり聞き取って、合計を計算してみてください。レベル・口数・読み上げの速さは自由に選べます。(お子さんと一緒に、音を出して遊んでみてくださいね)
耳で聞いて、合計を計算してみよう!
① レベル(桁数)
② 口数(何回たすか)
③ 読み上げの速さ
いかがでしたか? 耳で聞いた数字を、頭の中で足していく——これが読み上げ算です。実は、この「できた・できない」には、そろばん教室にとって、とても大切な意味が隠れています。ここから、読み上げ算の正体と、KSJが大切にしている理由を、やさしく解説していきます。
読み上げ算とは?
読み上げ算とは、読み上げられる数字を耳で聞き取りながら、そろばん(または暗算)で次々に足していく計算練習です。「願いましては〜円なり、〜円なり…」と読み上げられる数を、聞きながら計算していきます。
普通のそろばんは目で問題を見て計算しますが、読み上げ算はまず耳でしっかり数字を聞き取る必要があります。そのうえで正しくそろばんに置いて計算する——この複数の動作を、少しでも速く行うのが読み上げ算です。
そろばん・フラッシュ暗算との違い
- そろばん:紙の問題を目で見て計算する
- フラッシュ暗算:画面に一瞬ずつ表示される数字を目で見て暗算する
- 読み上げ算:読み上げられる数字を耳で聞いて計算する
同じ暗算の仲間でも、「目」を使うか「耳」を使うかが大きな違いです。画面で行うフラッシュ暗算についてはフラッシュ暗算とは?の記事でくわしく解説しています。

読み上げ算のすごさ=「聞く・置く・覚える」を同時に
読み上げ算でいちばん鍛えられるのは、記憶力かもしれません。なぜなら、こんな"すごいこと"を同時にやっているからです。
- 数字を聞く
- そろばんに数字を置く
- 置きながら、次の数字を聞く
- 置くのが間に合わないときは、数字を2つ3つ覚えておいてあとから計算する
耳・指・頭をフル回転させる練習なので、続けるほど聞き取る力・処理の速さ・記憶力が自然と育っていきます。最初はゆっくりでも大丈夫。だんだんスピードが上がり、扱う数字の桁数も大きくなっていきます。そろばんで暗算力がつく仕組みはそろばんで暗算力がつく理由の記事もあわせてどうぞ。

読み上げ算は何歳・何級から始められる?
目安は、そろばんの入門が終わったころから少しずつ。まずはそろばんの基礎(数字を置いて計算する動作)が身についていることが前提になります。そこから、ゆっくりした読み上げで耳を慣らし、徐々にスピードと桁数を上げていきます。年齢よりも、そろばんの土台ができているかが大切です。
読み上げ算で育つ力は、日常の学習にも役立つ
読み上げ算で鍛えた力は、計算以外の場面でも力を発揮します。
- 会話を覚える力:数字だけでなく、人の会話まで記憶できるようになり、「そんなことまで覚えてるの?」と驚かれることもよくあります。
- 社会などの暗記:読み上げ算が得意な子は、社会の暗記も得意な傾向があります。10桁以上の数字を2問・3問と覚える記憶力があれば、教科書の暗記もぐっと楽になります。
「聞く力」と「覚える力」は、学校の授業を聞き取る場面や、暗記が必要な勉強で、そのまま強みになります。集中力が育つ仕組みはそろばんで集中力がつく理由の記事も参考になります。

KSJが読み上げ算を大切にする理由=“頭の中のそろばん”を確かめる
読み上げ算には、実はもう一つ大きな役割があります。それは「頭の中に、そろばんがちゃんとイメージできているか」を確かめるという役割です。KSJが読み上げ算をいちばん大切にしているのは、まさにこの点です。
たとえば、筆算で計算力を鍛えてきた子は、読み上げ算をやっても指が動きません。頭の中で筆算をして、すばやく答えを出しているからです。いっぽう、そろばんの暗算ができている子は、目の前にそろばんが無くても、本人には“透明なそろばん”が見えています。その珠を弾いて計算するので、目の前で自然と指が動いて答えを導きます。
「筆算で解いていないかな?」「ちゃんと暗算で計算できているかな?」——それを確かめたいとき、KSJでは読み上げ算を使います。大会に出るための読み上げ算の練習まではしていませんが、レッスンの中で先生がその場で数字を読み上げ、頭の中のそろばんが育っているかをそっと確認しているのです。
ちなみに、対面で指導していた時代には読み上げ算にも力を入れており、全国大会で上位に入賞する生徒も育ちました。そして今も、読み上げ算で育つ「聞く力・記憶力」の土台になるのは、やはりそろばんの暗算力です。KSJではオンラインでそろばん・暗算・フラッシュ暗算に取り組み、その土台をしっかり育てています。
読み上げ算がまだうまくできなくても、心配いりません。日本一をとった生徒も、十段に合格した生徒も、最初はみんな出来ませんでした。毎日1問でもいいから続けていくと、目の前に“自分だけのそろばん”が見えてくるので、続けてみましょうね。
KSJ代表・たけのり先生

🎧 読み上げ算を、KSJの無料体験で実際に体験してみませんか。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 読み上げ算とフラッシュ暗算は何が違いますか?
読み上げ算は「耳で聞いて」計算し、フラッシュ暗算は「画面を目で見て」暗算します。どちらも珠算式暗算を使いますが、使う感覚(耳か目か)が違います。
Q. 読み上げ算は何級から始めますか?
明確な決まりはありませんが、そろばんの入門が終わったころから少しずつ始めるのが目安です。まずはそろばんの基礎が身についていることが前提になります。
Q. 読み上げ算をやると、どんな力がつきますか?
耳で聞き取る力、処理の速さ、そして何より記憶力が育ちます。会話を覚える力や、社会などの暗記にも役立ったという声が多くあります。
Q. 読み上げ算をやると、そろばん教室では何が分かるのですか?
頭の中にそろばんがちゃんとイメージできているか(本当に暗算で計算できているか)が分かります。暗算ができている子は“透明なそろばん”の珠を弾くように自然と指が動き、筆算で計算している子は指が動きません。KSJでは、この確認のために読み上げ算を使っています。
Q. 家でも読み上げ算の練習はできますか?
はい。このページの「お試し読み上げ算」で、音声を使って気軽に体験・練習できます。まずは1ケタ3口から、「これならできる!」という手ごたえを味わうのがおすすめです。
まとめ
- 読み上げ算=読み上げられる数字を耳で聞いて計算する練習
- 「聞く・置く・覚える」を同時に行うため、記憶力が大きく育つ
- そろばんの入門後から少しずつ。耳・指・頭が同時に鍛えられる
- 育った聞く力・記憶力は、会話の記憶や社会の暗記など日常の学習にも有効
- その土台になるのは、そろばんの暗算力
- KSJでは、頭の中に“そろばん”が見えているか(本当に暗算できているか)を、読み上げ算で確かめている
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読上算の具体的な練習問題(1ケタ〜6ケタ・口数別)は、姉妹サイト「そろばんは永久に不滅です」の読上算の練習問題(やり方つき)でも無料で公開しています。ご家庭での練習にあわせてご活用ください。


