そろタッチとそろばんどっちがいい?|770名指導が違いと選び方を解説【2026年】

- そろタッチもそろばんも、どちらも素晴らしい学び方です。どちらが上ということはなく、お子さんのタイプで選んで大丈夫です。
- 大きな違いは計算のしかた。そろタッチは「計算した答えを玉に置く」、そろばんは「玉が動いて答えを導く(珠算式暗算)」イメージです。
- 小学校レベルの計算では大きな差は出ませんが、中学以上・桁数が増える計算では珠算式暗算(そろばん)に分があると感じています(目安)。
- 自分でコツコツ続けられる子にはそろタッチ、先生の伴走や仲間がいる環境が合う子にはそろばん教室がおすすめです。
「タブレットのそろタッチと、本物のそろばん、うちの子にはどっちがいいの?」——習い事を考えるとき、最近とても多いご相談です。
川上スクールジャパン(KSJ)は、6年間で1,380名以上、現在も国内490名・海外280名(26ヶ国)のお子さんにオンラインでそろばんを教えています。実際、そろタッチと迷って入会される方も、そろタッチを学んでからKSJに来られる生徒さんも、たくさんいます。今日は、そろばん教室を運営する私(たけのり先生)が、正直なところをお話しします。先に結論をお伝えすると——どちらも素晴らしいので、お子さんのタイプで選んでいただいて大丈夫です。
まず結論:どちらも素晴らしい。お子さんのタイプで選んで大丈夫です
はじめにお伝えしたいのは、そろタッチはとても素晴らしいサービスだということです。内容を見ると、本当によく考えられています。ですので、この記事は「そろばんのほうがいい」と言いたいものではありません。
公文とそろばんが違うように、そろタッチとそろばんも、私は根本的に別物だと思っています。それぞれに良さがあるので、お子さんに合うほうを選んでいただくのが一番です。そろばんと公文の違いについてはそろばんと公文どっちがいいかを解説した記事も参考になります。
そろタッチとそろばんの違い早見表
| そろタッチ | そろばん教室 | |
|---|---|---|
| 計算のしかた | 計算した答えを玉に置くイメージ | 玉が動いて答えを導く(珠算式暗算) |
| 学ぶ場所 | タブレットで一人でも | 先生・仲間のいる環境(KSJはオンライン) |
| 向いている子 | 自分でコツコツ続けられる子 | 伴走や目標があると伸びる子 |
| 目標 | アプリの進み具合 | 検定・段位・大会 |
| 桁数の多い計算 | 小学校レベルは十分 | 中学以上で分があると感じます(目安) |
そろタッチの素晴らしいところ ― 自分で続けられる子に最適
そろタッチの良さは、なんといっても手軽に始められて、ゲーム感覚で楽しく続けられるところです。短い期間で暗算を習得できる仕組みも、とてもよくできています。
お子さんが「今日も自分から取り組もう」と思えるなら、そろタッチはとてもおすすめできます。自分でコツコツ進められるタイプの子には、本当にぴったりの学び方です。

根本的な違い ―「答えを玉に置く」と「玉が動いて答えを導く」
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。そろタッチとそろばんは、答えが速く正確に出るので、同じように見えると思います。でも、細かい部分を見ると別物です。
私のイメージでは、そろタッチは「計算した答えを、そろばんの玉に置いている」感覚に近いです。一方でそろばんは「玉そのものが頭の中で動いて、答えを導き出す」——これが珠算式暗算です。頭の中にそろばんの珠を思い浮かべ、それを実際に動かして答えを出します。
言いかえると、そろタッチは「答えの形」を思い浮かべ、そろばんの暗算は「玉の動き」を思い浮かべる——同じ計算に見えても、頭の中で起きていることはかなり違います。だからこそ、そろタッチからそろばんに移ってきた生徒さんには、KSJではまずそろばん玉の動きをしっかり覚え直してもらってから、暗算の指導に入ります。どちらが良い・悪いではなく、「どちらが我が子に合うか」を試してみるのがいちばんだと思います。
この珠算式暗算がどう身につくのかは、そろばんで暗算力がつく理由を脳科学から解説した記事で詳しくお伝えしています。

中学以上・桁数が増える計算で、差が出てきます(目安)
正直なところ、小学校くらいの計算であれば、そろタッチもそろばんも計算力はあまり変わらないと思います。どちらに通っても、計算はしっかり速くなります。
ただ、中学生以上の計算になってくると、珠算式暗算の強みが出てくると感じています。珠算式暗算は、桁数が増えても、頭の中のそろばん玉がしっかり動けば答えが出てきます。ですので、桁数の多い難しい計算になるほど、そろばん教室で学んだ珠算式暗算に分があるのかな、というのが私の考えです(あくまで目安です)。
「速く計算する」と「暗算力を身につける」は、同じようで全く違います
ここは、私(たけのり先生)の個人的な意見として聞いてください。「速く計算できること」と「暗算力が身についていること」は、同じようでいて、実は全く違うと思っています。
たとえば、学校の算数で出てくるレベルの計算を速くしたい——それなら、そろタッチでも十分だと思います。いっぽうで、もっと難しい計算を、計算機もパソコンも使わずに解けるようになりたい。そして何より、数字に強くなりたい——そう願うなら、私はそろばん教室で珠算式暗算を学ぶのがいいと思います。
そろタッチはゲーム性もあって楽しく、お子さんも夢中になれる素晴らしい教材です。だからこそ、将来のことを考えたときに——「楽しさ」をとるのか、それとも「誰にも取られない暗算力という武器」を身につけさせてあげるのか。そこは、保護者のみなさまがしっかり見極めてあげるといいと思います。
どちらを選んでも、計算はしっかり速くなります。だから、どちらもおすすめであることに変わりはありません。そのうえで「数字に強い子に育ってほしい」と願うなら、珠算式暗算という一生ものの武器を選んであげてほしい——これが私の正直な気持ちです。
KSJ代表・たけのり先生
そろばん教室(KSJ)ならではの価値 ― 先生・仲間・目標
そろばん教室には、一緒にがんばる仲間がいて、指導してくれる先生がいます。学ぶ環境としては、やはり教室のほうがいいですよね。実際、そろタッチを学んでからKSJに来られる生徒さんも、たくさんいます。
おもしろいのは、同じそろタッチでも、教室で先生に見てもらいながら学ぶ子は上達が早く、自宅で一人で取り組む子は、成長のスピードがそこまで伸びにくいことが多い、という点です。これはそろばんでも同じで、学び方そのもの以上に「そばで見てくれる人がいるか」が大きいのだと感じます。
そろばんは、対面でもオンラインでも、「分からない部分を、分かるようにして、しっかり身につけていく」習い事です。分からないところをそのままにして先に進むと、基礎がおろそかになり、結局その先へ進めなくなってしまいます。だからこそ、お子さんがどこでつまずいているかに、先生が気づいてあげることがとても大切です。先生がそばにいると、上達が早くなるだけでなく、つまずいて立ち止まる時間が圧倒的に減ります。これは、一人で進めるアプリにはない、教室ならではの価値だと思っています。
そろタッチにも対面の教室があると思いますが、もし対面の教室を選ぶのであれば、私は珠算式暗算を学べるそろばん教室のほうが、将来的に良いと思っています。検定や段位、大会という目標があり、先生が一人ひとりに伴走してくれる——この環境が、お子さんの「続ける力」と「自信」を育てます。

こんなお子さんには、どっちが合う?
どちらが正解ということはありません。お子さんのタイプに合わせて選んでいただくのが一番です。あくまで目安として、ご紹介します。
- 自分でコツコツ続けられる・手軽に始めたい → そろタッチが合いやすいです
- 先生に見てもらいたい・仲間や目標があると頑張れる → そろばん教室が合いやすいです
- 桁数の多い計算まで、将来しっかり力をつけたい → 珠算式暗算が学べるそろばん教室がおすすめです
進むのがゆっくりなお子さんも、心配いりません。先生が一人ひとりのペースに合わせて伴走しますので、その子のスピードでじっくり力を伸ばしていけます。
KSJは、オンラインでも”本物のそろばん”です
KSJはZoomを使った自宅でのオンライン指導ですが、使うのは本物のそろばんです。画面の向こうで先生がしっかり見守り、一人ひとりに声をかけます。送り迎えは要りませんが、教室と同じ「先生と仲間がいる環境」で学べます。
「うちの子にはアプリと教室、どっちが合うかな」と迷ったら、まずは無料体験で、お子さんの様子を見てから決めていただけます。
「うちの子にも合うかな?」と思ったら、まずはKSJの無料体験でお確かめください。24時間以内にご返信します。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. そろタッチからそろばんに移っても大丈夫ですか?
大丈夫です。KSJにも、そろタッチを学んでから来られる生徒さんがたくさんいます。最初は計算のしかたの違いに少し慣れが必要なこともありますが、先生が丁寧にサポートします。
Q2. そろタッチとそろばん、両方やってもいいですか?
計算のしかたが根本的に違うので、お子さんが混乱しないよう、まずはどちらかに絞って取り組むことをおすすめします。
Q3. 計算の速さは、どちらが上ですか?
小学校レベルの計算では、大きな差はありません。中学以上・桁数が増える計算になると、珠算式暗算(そろばん)に分があると感じています(目安です)。
Q4. そろばんは何歳から始められますか?
KSJでは3歳から受講されているお子さんもいます。そろタッチから移ってこられる場合も、年齢に関係なくいつでも始められます。
Q5. 自分から続けられるか不安です。教室とアプリ、どちらがいいですか?
自分からコツコツ取り組めるお子さんはアプリ(そろタッチ)が合います。続けられるか不安な場合は、先生が伴走してくれるそろばん教室のほうが、無理なく続けやすいです。教室選びのポイントはそろばん教室の選び方の記事も参考にしてください。
Q6. そろタッチをやっていた子が、そろばんでつまずくことはありますか?
計算のしかた(答えの形をイメージするか、玉の動きをイメージするか)が違うため、最初は戸惑うこともあります。KSJではまず、そろばん玉の動きをしっかり覚え直してもらってから暗算の指導に入ります。どこでつまずいているかを先生が見つけてサポートするので、安心してお任せください。
Q7. 結局、どちらがおすすめですか?
目的によります。学校の算数レベルの計算を速くしたいなら、そろタッチでも十分です。もっと難しい計算を計算機なしで解けるように、そして数字に強くなってほしいなら、珠算式暗算が学べるそろばん教室がおすすめです。どちらを選んでも計算は速くなります。
まとめ
- そろタッチもそろばんも素晴らしい学び方です。どちらが上ではなく、お子さんのタイプで選んで大丈夫です。
- 違いは計算のしかた。そろタッチは「答えを玉に置く」、そろばんは「玉が動いて答えを導く(珠算式暗算)」。中学以上・桁数の多い計算では珠算式暗算に分があると感じています(目安)。
- 自分で続けられる子はそろタッチ、伴走や仲間がある環境が合う子はそろばん教室がおすすめです。
迷ったときは、お子さんが「楽しい」「続けられそう」と感じるほうを選んであげてください。そろタッチもそろばんも、お子さんの計算力と自信を育てる、素晴らしい学び方です。(たけのり先生)


