そろばんとプログラミングどっち?770名指導が考える最強の組み合わせ【2026年】

- そろばんとプログラミングは対立するものではありません。育てる力が違う”両輪”です。
- そろばんの価値は「その子の可能性を広げる土台」——集中力・数字の強さ・情報処理の速さが身につきます。
- 正直に言うと、そろばんは”暗算ができるようになるまで”続けてこそ一生の土台になります。
- 結論:そろばんで土台を作ってからプログラミングへ。この順番・組み合わせが、発想力と集中力を大きく伸ばします。
「プログラミングが小学校で必修になったし、そろばんよりプログラミングをやらせた方がいいのかな?」「そろばんとプログラミング、どっちを選べばいい?」——こんなふうに迷う保護者の方が、最近とても増えています。
こんにちは、川上スクールジャパン(KSJ)代表のたけのり先生です。世界26ヶ国・770名以上を指導してきたそろばんの教室の立場から、正直にお話しします。先にお伝えすると、この2つは「どちらか」ではなく、組み合わせるのが一番だと考えています。
そろばんとプログラミング、何が違う?
まず、2つは育てる力がまったく違います。
- そろばん=頭の中で数を動かす力。集中力・数字の強さ・情報処理の速さという”土台の力”を育てます。
- プログラミング=頭の中にあるものを形にする力。論理的思考・創造力・問題解決を育てます。
私自身、AIを活用しながらプログラミングを少し学んでみましたが、自分の頭の中にあるものを形にできるプログラミングは、本当に素晴らしいと感じました。だからこそ、そろばんの先生として正直に言えるのは——この2つは敵同士ではないということです。

そろばんとプログラミングの違い 比較表
| 比較ポイント | そろばん | プログラミング |
|---|---|---|
| 育てる力 | 集中力・数字の強さ・暗算力・情報処理 | 論理的思考・創造力・問題解決 |
| タイプ | “土台”を作る習い事 | “形にする”習い事 |
| 始めどき | 幼児〜小学校低学年から土台づくりに最適 | 興味が出たとき/小学校中学年以降が多い |
| 身につくまで | 暗算ができるまで続けると一生もの | 作品を完成させる経験の積み重ね |
| 相性 | 数字に強い・集中できる子は、プログラミングも伸びやすい | |
【正直に】そろばんは”そろばんだけ”では、もったいない
そろばんの先生として、正直にお伝えしたいことがあります。そろばんは、ただ続けるだけ・暗算ができるようにならないままでは、大人になってから役立つ場面は多くありません。
大切なのは、頭の中でそろばんを思い浮かべて計算する「暗算」ができるようになるまで続けること。そこまで到達すれば、計算の速さだけでなく、集中力も数字の感覚も、一生の財産になります。暗算力がつく仕組みはそろばんで暗算力がつく理由の記事でくわしく解説しています。
そして——そろばんの本当の素晴らしさは、計算そのものよりも、「その子の可能性を広げてあげられる」という点にあります。数字に強くなる。集中力がつく。情報を処理するスピードが上がる。これらは、そろばんに限らずどんな挑戦の土台にもなる力です。

そろばんは、プログラミングの”土台”になる
実は、KSJの生徒さんの中に、プログラミングでロボットを作り、その世界大会に出場している子がいます。とても細かい作業を、長い時間ずっと集中して作り上げるそうです。
その保護者の方が、こうおっしゃっていました。「あの集中力には、そろばんがすごく役立っている」と。さらに、数字に強い子は、プログラミングも得意になりやすいという話もよく聞きます。そろばんで培った集中力と数字の感覚が、プログラミングという新しい挑戦の土台になっているのです。
そろばんで集中力が育つ仕組みはそろばんで集中力がつく理由の記事も、ぜひあわせてご覧ください。

結論|「そろばん → プログラミング」が最強の組み合わせ
「どっちにしよう」と迷っている保護者の方へ、そろばんの先生としての結論をお伝えします。
そろばんを学ばずにプログラミングだけを学んだ子よりも、そろばんで土台を作ってからプログラミングを学んだ子のほうが、発想力や集中力で、より素晴らしいものを作れる可能性が広がります。
だからこそ、プログラミングの可能性を広げるために、まずそろばんで土台を作る——この組み合わせが、私のいちばんのおすすめです。迷ったら、まずはそろばんで集中力と数字の力を育て、お子さんがプログラミングに興味を持ったら、そちらにも挑戦させてあげてください。そろばんと公文の組み合わせについてはそろばんと公文どっちがいい?の記事も参考になります。

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よくあるご質問(FAQ)
Q. そろばんとプログラミング、どちらを先に始めるべき?
そろばんは幼児〜小学校低学年から土台づくりに向いています。まずそろばんで集中力・数字の力を育て、お子さんがプログラミングに興味を持ったタイミングで進むのがおすすめです。
Q. プログラミングだけではダメですか?
ダメではありません。ただ、そろばんで集中力と数字の感覚という土台があると、プログラミングでより深く集中でき、複雑なものも作りやすくなる傾向があります。土台があるほど、その先が伸びます。
Q. 両立はできますか?子どもが疲れませんか?
そろばんは1回のレッスンが決まった時間で、オンラインなら通塾の負担もありません。お子さんの様子を見ながら、無理のない範囲で組み合わせれば両立できます。
Q. そろばんは何級まで続ければいい?
目安は「暗算ができるようになるまで」。頭の中で数を動かせるようになると、計算力だけでなく集中力も含めて、一生使える土台になります。
まとめ
- そろばんとプログラミングは対立せず、育てる力が違う”両輪”
- そろばん=集中力・数字・情報処理という「可能性を広げる土台」
- そろばんは”暗算ができるまで”続けてこそ一生の財産になる
- そろばんで土台→プログラミングへ、の順が発想力・集中力を伸ばす
- 結論:プログラミングの可能性を広げるために、まずそろばんがおすすめ


