そろばんは何級からすごい?|暗算で見る目安を770名指導が解説【2026年】

- 級のすごさは、「そろばんの級」より「暗算の級」で見るのがおすすめです(学校でそろばんは使わないため)。
- 暗算3級(2桁のかけ算・2桁のたし算ひき算が分割なしでできる)になると、計算に困らず、クラスで計算が一番を目指せます。
- 1級・段位まで進むと、3桁を一気に計算でき、買い物やガソリンの数字も暗算でこなせます。
- 大切なのは級の数字より、自分の目標にたどり着くこと。ペースは人それぞれで大丈夫です。
「そろばんって、何級まで取れたらすごいの?」——習わせている保護者の方からも、これから始めようか迷っている方からも、よく聞かれます。
実は、級のすごさを考えるとき、見るべきポイントがあります。それは「そろばんの級」ではなく、「暗算の級」です。世界26ヶ国・770名以上のお子さんが学ぶ川上スクールジャパン(KSJ)の代表・たけのり先生が、現場の実感をもとに、何級からが本当に役立つのかをお話しします。
そろばんの級・段位のしくみ
まず、級と段位の全体像をおさえておきましょう。
そろばんの検定は、一般的に10級からスタートし、9級・8級…と数字が小さくなるほど上級になります。1級まで進むと、その上は準初段から十段までの「段位」があります。
合格率の目安は、おおよそ次のとおりです。
- 3級:合格率50〜60%前後。比較的取り組みやすいレベルです。
- 2級:合格率30〜40%前後。ここから難易度が一段上がります。
- 1級:合格率15〜25%前後。上位層の証で、「1級はすごい」と言われる理由がここにあります。
ただ、数字だけ見ても、実生活でどう役立つのかは見えてきません。そこで大切なのが「暗算で見る」という視点です。
何級から「すごい」のか——暗算で見るのがおすすめ
結論から言うと、級のすごさは「暗算の級」で見るのがおすすめです。
理由はシンプルで、学校の勉強や日常生活で、そろばんそのものを使う場面はほとんどないからです。役に立つのは、頭の中で計算する「暗算」の力です。そろばんで暗算力が身につくしくみは、そろばんで暗算力がつく理由の記事で詳しくお伝えしています。
では、暗算が何級になると自信がつくのか。私の実感では、暗算3級くらいからです。
暗算3級になると、2桁のかけ算ができたり、2桁のたし算・ひき算を分割せずに一気に計算できるようになります。ここまで来ると、普段の計算でほとんど困ることがありません。まずはここを目標にすると、クラスの中で計算が一番になれると思います。
お子さんが「自分は計算が得意だ」と思える——この自信こそが、そろばんを習う大きな価値です。

1級・段位まで進むと、見える世界
では、さらに上の1級や段位まで進むと、どうなるのでしょうか。
1級や段位になると、かけ算は3桁×3桁くらいなら余裕でこなせます。みとり算(たし算ひき算)も、3桁を一気に計算できます。たとえば、ガソリンスタンドに表示される数字くらいなら、そのまま暗算できてしまいます(笑)。
段位になると、もう次元が違います。暗算なのに、4桁や5桁の問題が解けてしまうのです。
そこまで到達しなくても大丈夫ですが、3桁を一気に計算できるくらいになると、普段の生活でとても役に立ちます。たとえば——
- お買い物で、消費税込みでちょうど1000円になるように買える
- 「どう買えば一番安くなるかな」と、頭の中でイメージできる
数字に強い子は、こうした場面で力を発揮します。

KSJの学年別の目安と、いちばん大切なこと
KSJは、そろばん教室の中でも低年齢から始めるお子さんが多い教室です。現場の感覚として、学年別の目安はこんなイメージです。
- 小学校入学前:7級〜5級くらい
- 小学2年生くらいまで:3級くらいまで
- 小学3〜4年生:1級に合格する子が多い
ただ——ここがいちばん大切なのですが、このペースで進まなくても、まったく問題ありません。
級は、人と競うためのものではありません。そのお子さんが、自分の目標に向かって、一つずつ検定を受けて合格していく。その積み重ねこそが、本当の力になります。早い・遅いではなく、自分のペースで「できた」を増やしていくことが、何より大切です。検定そのもののしくみは、そろばん検定のしくみの記事で流れや級・段位を解説しています。
「うちの子にも合うかな?」と思ったら、まずはKSJの無料体験でお確かめください。24時間以内にご返信します。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. そろばんは何級からすごいと言えますか?
暗算で見るのがおすすめです。暗算3級(2桁のかけ算・たし算ひき算が分割なしでできる)になると、計算にほとんど困らず、クラスで計算が一番を目指せます。1級・段位はさらに上のレベルです。
暗算の力を目で見て試したい方は、フラッシュ暗算のお試しページで今すぐ体験できます。何級レベルの暗算かをイメージしやすくなります。
Q2. 1級や段位は、どれくらいすごいのですか?
1級は合格率15〜25%の上位層です。3桁×3桁のかけ算や3桁のみとり算ができます。段位はさらに上で、暗算で4桁・5桁の計算ができるレベルです。
Q3. 小学校卒業までに何級を目指せばいいですか?
一般的には2級〜1級が一つの目安ですが、KSJでは小学3〜4年で1級に合格する子も多くいます。ただ、ペースは人それぞれで大丈夫です。
Q4. 級がなかなか上がらない子は、向いていないのでしょうか?
そんなことはありません。大切なのは級のスピードではなく、自分の目標に向かって続けることです。ゆっくりでも一つずつ合格していけば、しっかり力がつきます。
Q5. 暗算と珠算(そろばん)の級、どちらが大事ですか?
実生活で役立つのは暗算の力です。学校や日常でそろばんそのものを使う場面は少ないので、暗算の級を目安にするのがおすすめです。
まとめ
- 級のすごさは「そろばんの級」より「暗算の級」で見るのがおすすめです。
- 暗算3級になると計算に困らず、クラスで計算が一番を目指せます。1級・段位はさらに上の世界です。
- 大切なのは級の数字より、自分の目標にたどり着くこと。ペースは人それぞれで大丈夫です。
何級を目指すかは、お子さんによって違っていいと思います。大事なのは、「できた」を一つずつ積み重ねていくこと。その先に、計算が武器になる未来が待っています。(たけのり先生)


