そろばんは発達障害の子に向いてる?770名指導の現場が正直に話す効果と続け方【2026年】

- そろばんは珠を「見て・触れて・動かす」ため、集中が続きにくいお子さんでも取り組みやすい面があります。タイムや級で「できた」が見えるのも続けやすい理由です。
- 集中力は鍛えられます。KSJには、体験で5分しか座れなかった子が、今では60分集中できているケースもあります。
- 一方で音に敏感な子・間違いを怖がる子には工夫が必要。KSJは音量調整や声かけの工夫で対応しています(後半で正直にお話しします)。
- 診断名より、目の前のわが子の成長を。最初をゆっくり丁寧に身につけた子ほど、あとから一気に伸びる傾向があります。
「うちの子は発達の特性があるけれど、そろばんなんてできるのかな…」
「集中が続かないと言われたけれど、習い事は続けられる?」
病院で診断を受けると、保護者の方はとても不安になりますよね。川上スクールジャパン(KSJ)にも、そうした不安を抱えて来られる保護者の方はたくさんいらっしゃいます。指導歴25年・世界26ヶ国・770名以上を指導してきた現場から、できるだけ正直に——良い面も、工夫が必要な面も——お伝えします。
はじめにひとつだけ。診断を受けたお子さんでも、KSJではほとんどの子が立派に頑張っています。どうか、診断名だけで「この子には無理かも」と決めつけないでください。
そろばんが、特性のあるお子さんに「合いやすい」と感じる理由
そろばんには、集中が続きにくいお子さんや、じっとしているのが苦手なお子さんでも取り組みやすい特徴があります。
- 珠を「見て・触れて・動かす」——目と手を同時に使うので、ただ座って聞くより集中が途切れにくい
- 「できた」が目に見える——タイムが縮む、級が上がる、検定に合格する。成功体験が積み重なり、自己肯定感につながる
- ひとつずつ、スモールステップ——いきなり難しいことはせず、その子のペースで一段ずつ進める
そして何より大切なこと。集中力は、生まれつきで決まるものではなく、鍛えられます。この点はそろばんで集中力がつく理由の記事でもくわしくお話ししています。

KSJの現場から|診断名より「目の前の成長」を見てほしい
体験レッスンのとき、お母さまから「少しグレーだと診断されました」とご相談を受けたお子さんがいました。実際、その日は5分くらいしか座って取り組めませんでした。
でも、集中力は鍛えられます。今では60分のレッスンに、しっかり集中して取り組めるようになりました。病院では同じような診断が続くこともあるようですが、目の前で集中している姿を、保護者の方も私たちも毎回見ています。
別のお子さんは、体験が始まってすぐに横になってしまい、その日はまったく取り組めずに終わりました。ところが半年後、「どうしてもそろばんがやりたい」と、もう一度体験に来てくれたのです。今度は、最後までしっかりやり切れました。子どもは半年で大きく変わります。
専門家の診断は、もちろん大切なものです。ただ、その結果に一喜一憂して「できない」と決めつけてしまうのは、もったいないと感じます。いちばんお子さんを見ているのは、専門家ではなく、毎日そばにいるパパとママです。集中が続かないなら、続けられる方法で力をつけてあげればいい——私たちはそう考えています。

【正直に】そろばんが「合いにくい・工夫がいる」ケースと、KSJの対応
良いことばかりではありません。正直に、工夫が必要なケースもお伝えします。
音にとても敏感なお子さん
KSJはマンツーマンではなく、複数の生徒が一緒に学ぶスタイルです。そのため、画面越しに他の生徒の音や、先生が他の子に指導する声も聞こえてきます。音に敏感なお子さんは、そのたびに集中が途切れてしまうことがあります。
こうした場合は、デバイスの音量を小さく調整していただくことで対応しています。自宅で受けられるオンラインだからこそ、その子に合わせて音の環境を整えられるのは強みです。
間違えることを、こわがるお子さん
「間違えたくない」という気持ちが強すぎる子も、たくさんいます。でも、全問正解はとても難しいことですし、これからたくさん間違えて、それを乗り越えて正解にたどり着く——その繰り返しが学びです。間違いをこわがって手が止まってしまうと、先に進めません。
そこでKSJでは、間違えたらむしろ褒めたり(何度も使える手ではありませんが…笑)、「間違えてくれたから、先生は教えられて嬉しいよ」と声をかけたりして、間違いが次につながるように工夫しています。「間違えても大丈夫」と思える場所であることを、何より大切にしています。
タイプ別に見る、関わり方の”目安”
ここでお伝えするのは、あくまで現場で見られる傾向の”目安”です。同じ診断でもお子さんによって様子は大きく違いますし、診断のないお子さんにも当てはまることがあります。「うちの子はこうしなきゃ」と決めつけず、ヒントとして読んでください。
- 集中が続きにくい・じっとしているのが苦手な子:まずは短い時間から。刺激(音など)を減らし、「できた」をこまめに褒めて成功体験を積む
- 見通しや手順を大事にしたい子:そろばんは同じ手順を繰り返す習い事。ルールが決まっているので安心して取り組める子も多い
- 数字や読み書きが苦手な子:いきなり計算ではなく、数字を綺麗に書く練習から。珠という「目に見える形」で数をとらえられる
- グレーゾーンと言われた子:診断にとらわれず、目の前のその子のペースでスタート。半年で大きく変わる子はたくさんいます
なぜ”オンライン専門”が、特性のある子に合うことが多いのか
KSJはオンライン専門のそろばん教室です。これが、特性のあるお子さんにとって思わぬ強みになることがあります。
- 通塾がない——移動の負担や、持ち物・忘れ物の心配が減り、気持ちに余裕が生まれる
- 慣れた自宅で受けられる——知らない場所が苦手な子も安心。音量など、環境をその子に合わせて調整できる
- 生徒専用のプリント——その子のペースに合わせて毎日取り組めるので、習慣化しやすく、保護者の方も進み具合を把握できる
オンラインそろばんの全体像は、オンラインそろばん完全ガイドにまとめています。

ご家庭でできること|「他の子と同じ」でなくていい
少し集中力がないかな…と思ったら、はじめは短い時間からで大丈夫です。難しい計算ではなく、数字を綺麗に書く練習からでもいい。他の子と同じところから始める必要は、まったくありません。
そして、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。最初の段階を、ゆっくり丁寧にしっかり身につけた子ほど、あとから一気に伸びるチャンスが広がる傾向があります。焦らないことが、実は近道なのです。
始めれば、つい他の子と比べてしまうこともあるかもしれません。でも、視線はいつも、目の前のわが子に。昨日より少しできたこと、楽しそうにしている瞬間を、しっかり見てあげてください。子どもの成長は、一人ひとり違っていいのです。子どもの自己肯定感の育て方はこちらの記事もご参考にどうぞ。
「うちの子にも合うかな?」と思ったら、まずはKSJの無料体験でお確かめください。24時間以内にご返信します。
発達に特性のあるお子さんだけでなく、繊細な子・マイペースな子への向き合い方も大切にしています。詳しくは「うちの子は繊細で…」の保護者へをご覧ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 発達障害の診断がありますが、そろばんはできますか?
診断があっても、KSJではほとんどのお子さんが立派に取り組んでいます。大切なのは、その子のペースで、短い時間・やさしい内容から始めること。まずは体験で、お子さんの様子をご一緒に見てみるのがおすすめです。
Q. 診断はないけれど「集中できない」のが心配です。
集中力は鍛えられます。最初は5分しか座れなかった子が、続けるうちに60分集中できるようになった例もあります。「集中できない」と決めつけず、続けられる方法で少しずつ育てていけば大丈夫です。
Q. 音に敏感なのですが、オンラインで大丈夫ですか?
他の生徒の音が気になるお子さんには、デバイスの音量を小さく調整して対応しています。自宅で受けられるので、音の環境をその子に合わせて整えやすいのもオンラインの利点です。
Q. 療育に通っていますが、両立できますか?
そろばんは1回のレッスンが決まった時間で、通塾もないため、ご家庭の予定に合わせやすい習い事です。無理のない範囲で、お子さんが楽しめるペースを一緒に見つけていきましょう。
まとめ|不安なあなたへ、たけのり先生から
診断を受けると、不安になるのは当たり前です。その不安を抱えた保護者の方を、KSJはたくさん見てきました。だからこそ、最後にお伝えします。
他の子と同じである必要はありません。短い時間から、数字を綺麗に書くことから、その子のペースで始めればいい。そして視線はいつも、目の前のわが子に。日々の小さな成長を、どうか一緒に楽しんでください。KSJは、お子さんの成長を、楽しみながら一緒にサポートしていきます。



