子どもの自己肯定感を育てる7つの方法|770名指導の講師が見た”破壊する3つの呪いの言葉”と”自信が育つ家庭”の共通点【2026年】
子どもの自己肯定感は、「特別なほめ方」より「日常の小さな積み重ね」で少しずつ育っていきます。770名のオンライン生徒さんと保護者の方を見てきた中で見えた、自信が育つ家庭の7つの共通点と、自己肯定感を破壊する3つの呪いの言葉 を整理しました。今日から無理なく実践できる関わり方を、具体的な声かけ実例とともにお伝えします。
自己肯定感が育ちやすい7つの関わり方
- 結果より「過程」を言葉にする(「上手」より「丁寧にやれたね」)
- 比較しない(兄弟・他の子・過去の自分とも)
- 「ありがとう」を毎日伝える(小さな手伝いも見逃さない)
- 失敗を責めない(「次どうしようか」と一緒に考える)
- 子どもの選択を尊重する(小さな決定権を渡す)
- 親自身が自分を否定しない(子どもは親の自己評価を真似する)
- 「いてくれるだけでいい」と伝える(何かができるから愛するのではない)
自己肯定感の育ち方はお子さんによって違います。すぐに変化が見えなくても焦らず、上の7つを「いくつかでも続ける」だけで、少しずつ「自分は大丈夫」という感覚が育っていきます。
「うちの子、自己肯定感が低いかも…」「『どうせ僕なんて』が口癖で心配…」とお悩みの保護者さま。まず一番大切なことをお伝えします。770名のお子さんを見てきて、「自己肯定感が育たなかった子」は1人もいません。
こんにちは、川上スクールジャパン代表のたけのり先生です。47年間で3,000名以上のお子さんを見てきました。現在は770名のお子さんが、日本全国・世界26ヶ国から学んでくれています。
正直にお伝えします。実は私、「自己肯定感」という言葉があまり好きではありません。「肯定感は高くなくてもいい」「みなさんもともと素晴らしい」というのが、47年見てきた本音です。
この記事では、KSJ770名の現場経験から見えた「自己肯定感を破壊する3つの呪いの言葉」「自信が育つ家庭の共通点」「親自身の自己肯定感の大切さ」を、徹底的にお伝えします。最後には、頑張りすぎている保護者さまへのたけのり先生からのメッセージも書きました。
「やる気が出ない」「学校行きたくない」「集中力ない」といった他のお悩みも合わせて読みたい方は、「うちの子やる気がない…」もご覧ください。すべての悩みの根底に「自己肯定感」があります。

自己肯定感とは?KSJが770名見てきて感じる「本当の意味」
世間では「自己肯定感を高めましょう!」と煽る情報が溢れています。でも私は47年見てきた経験から、もう少しシンプルに考えています。
自己肯定感とは、「自分はこのままでいい」と思える感覚です。難しい理論ではなく、お子さんが「自分のことが好きでいられる」状態。それだけのことなんです。
大前提:「最初から自己肯定感が低い子」はいない
これは、47年間の現場で確信していることです。生まれた瞬間に「私は自分が嫌い」と思っている赤ちゃんは1人もいません。すべてのお子さんが、自分の存在を100%肯定して生まれてきます。
では、なぜ自己肯定感が低くなるのか。原因はとてもはっきりしています。親が自己肯定感が低い、もしくは親の言動でお子さんの自己肯定感が下がってしまうのです。これが厳しい現実です。
これを聞いて「私のせいなの?」と落ち込まないでください。**気づいた時から変えていけばいい**んです。この記事を読んでくださっているあなたは、もう変化への第一歩を踏み出しています。
770名見てきて分かった「自己肯定感が低い子」5つの特徴

KSJで770名見てきて、「あ、このお子さんは自己肯定感が低いかも」と感じる時の典型的なサインがあります。お子さんに当てはまるものがあるか、チェックしてみてください。
特徴①:自分の意見を言わない・言えない
これがKSJで最も多く見るサインです。「どうしたい?」と聞いても「分からない」「どっちでもいい」と答えてしまう。自分の考えを持っていないわけではなく、言いたくても言えない状況になっているんです。
こうなる原因のほとんどは、過去に意見を言ったら否定された経験です。「そんなのダメ」「そんなことやっても意味ない」と何度も言われると、子どもは「言うだけ無駄」と学習してしまいます。
特徴②:失敗を極端に怖がる
1問でも間違えたら暴れる・泣く・諦めて投げ出す。問題を見るだけで「分からない」と最初から拒否する。新しいことに挑戦したがらない。これらは「失敗=ダメな自分」と結びついてしまったサインです。
特徴③:親の顔色を伺う
問題を解いて自信がない時、親の顔をチラチラ見る。問題が分からない時、まず親の表情を確認する。これは「親に怒られないか」「これで合っているか親に確認したい」という承認待ちの状態です。
親が無意識に怖い顔をしていることが多く、お子さんはその表情を「自分はダメだ」のサインとして読み取ってしまうのです。
特徴④:「どうせ僕(私)なんて」が口癖
これは特に小学校高学年以上に多いサイン。「どうせ僕なんて勉強できないし」「どうせ私なんて選ばれないし」。何かに挑戦する前から、自分を下げる言葉を口にしてしまいます。
この口癖の根源は、長年「自分は他の子より劣っている」と感じ続けてきたことです。誰かと比べられ続けた結果、自分自身を比べる癖がついてしまっています。
特徴⑤:褒められても「いやいや」と受け取れない
「すごいね!」と褒められても、「いや、たまたまだし」「いや、もっとできる人がいるし」と受け取れない。これは大人にも見られる傾向ですが、褒められる経験が圧倒的に少なかったお子さんに見られます。
【最重要】子どもの自己肯定感を破壊する3つの呪いの言葉

ここからが、この記事で最も大切な内容です。KSJで770名と保護者さまを見てきて、私が現場で確信している「お子さんの自己肯定感を破壊する3つの言葉」をお伝えします。
「ドキッとした…」と感じる方も多いかもしれません。でも気づくことが、変化の第一歩です。
呪いの言葉①:「あんなに小さい子でもできてるのに」(他の子と比較)
KSJは普段オンライン教室ですが、年に数回、会場を借りてリアルの練習会を開催します。そこで毎回のように耳にするのが、この言葉です。
「あんなに小さい子でもしっかり出来てるんだから、あなたもやりなさい」
言っている保護者さまは、悪気はないんです。むしろ「うちの子も頑張ってほしい」という愛情から出た言葉。でも、お子さんの心には「自分はあの子より劣っている」という刻印が残ります。
その場で見つけたら、私はすぐに保護者さまに伝えます。「他の子と比べたらダメです。普段のお子さまの状況と比べるようにしてください」と。
✅ 代わりに使う言葉
「昨日のあなたより、今日できることが増えたね」
「1週間前は10問だったのに、今日は15問解けたね」
比べる相手は、他の子ではなく「昨日のわが子」です。これだけでお子さんの目の輝きが変わります。
呪いの言葉②:「間違えた=ダメ」(不正解への否定)
これは親だけでなく、学校の先生でも残念ながらよく聞く言葉です。「間違えた=ダメ」「不正解=怒られる」という雰囲気が、家庭や教室にあると、お子さんは挑戦できなくなります。
でも考えてみてください。大人だって、生きていれば間違いの方が多いはずです。そして、間違いから学ぶことの方が多い。それなのに子供時代に「間違える=悪いこと」と教えてしまったら、お子さんは何も挑戦できない人になってしまいます。
✅ 代わりに使う言葉
「次はどうする?」
「違うやり方でやってみようか?」
「間違えたから、これでまた1つ覚えられたね」
間違いを「次のチャレンジへの材料」として位置づける声かけ。これで挑戦する力が育ちます。
呪いの言葉③:「そんなことやっても意味ない」(意見・興味の否定)
3つ目は、特に多くの保護者さまが無意識にやってしまう言葉です。お子さんが「これをやってみたい!」と意見を言った時、瞬時に否定してしまう。
「そんなことやっても意味ないよ」
「そんなのムダ」
「もっと役に立つことやりなさい」
大人は経験しているから「これはやっても意味ない」と分かることでも、お子さんにとっては未知の領域。色々な事を経験して、そこから自分の頭で考えて次の行動を起こすのが成長のプロセスです。それなのに経験する前に遮断されたら、何もできない子になります。
✅ 代わりに使う言葉
「それ、やってみようか」
「面白そうだね、教えて」
「どうやってやろうと思ってる?」
お子さんの意見を「まず受け止める」だけで、自己肯定感は大きく育ちます。
親が知らずにやっている5つの自己肯定感NG行動
「呪いの言葉」3つに加えて、KSJで現場でよく見る「行動レベルのNG」を5つご紹介します。良かれと思ってやっているけど、実はお子さんの自己肯定感を奪ってしまう行動です。
NG①:SNSやネット情報とわが子を比べすぎる
これがKSJ保護者さまでも本当に多いケース。「SNSで見たお母さんはこうしていた」「ママ友がこう言っていた」という情報に振り回されて、わが子と比べてしまう。
そんな保護者さまには、私はいつもこう問いかけます。「誰と比べてるんですか?」と。
SNSは「いい瞬間だけ切り取った3秒間」です。それを真に受けて自分の家庭と比べていたら、誰だって自己肯定感が下がります。SNS情報を見ない選択肢もアリだと、私は思っています。
NG②:正解した時しか褒めない
「100点取ったらすごい!」「合格したから偉い!」。結果だけを褒める関わり方が続くと、お子さんは「結果が出ない自分には価値がない」と思ってしまいます。
結果ではなく、「取り組んだこと」「チャレンジしたこと」を褒めるのが基本です。
NG③:怖い表情で見守る
無意識のうちに、めちゃくちゃ怖い顔でお子さんを見守ってしまう保護者さまが多いです(笑)。「ちゃんとやりなさい」というメッセージを表情で送ってしまうと、お子さんはリラックスして取り組めません。
意識して柔らかい笑顔で見守ってあげてください。それだけでお子さんの取り組みは変わります。
NG④:兄弟・姉妹で比べる
「お兄ちゃんは何も言わなくてもできたのに」「下の子の方ができてるよ」。兄弟比較は、お子さんの自己肯定感を最も傷つける行為の1つです。
兄弟はまったく別の人間です。それぞれに得意・不得意があるのは当たり前。比べるのではなく、それぞれの良いところを伸ばす視点で接してあげてください。
NG⑤:「もっと頑張れ」と何度も言う
「もっと頑張れ」は、一見励ましの言葉ですが、繰り返し言われると「今の頑張りでは足りない」というメッセージに変わります。
お子さんなりに頑張っているはずです。まずは「今の頑張り」を認めてあげる。「もっと」を要求するのは、その後でいいんです。
「結果」より「チャレンジ」を褒める ── KSJの基本姿勢
では、どうすればお子さんの自己肯定感を育てられるのか。KSJ47年の現場から見えた答えはシンプルです。「結果」ではなく「チャレンジ」を褒める。これに尽きます。
なぜ「チャレンジ」を褒めるのか
結果を褒められて育った子は、結果が出ない時に自分を否定するようになります。「合格できなかった僕には価値がない」「100点取れない私はダメだ」と。
でもチャレンジを褒められて育った子は違います。結果が出なくても、「挑戦した自分には価値がある」と思える。これが本当の自己肯定感です。
具体的な褒め方の例
- ×「100点取れたね!」 → ○「毎日コツコツ頑張ったね」
- ×「正解した!」 → ○「ちゃんと考えてやってみたね」
- ×「できたじゃない!」 → ○「諦めずに最後までやったね」
- ×「上手だね!」 → ○「新しいことに挑戦したね」
この違い、伝わるでしょうか?「過程」「努力」「挑戦」を言葉にする。これだけでお子さんの心の中身が変わります。
「初めて歩いた時、笑って褒めましたよね?」が示す本質
少し思い出してみてください。お子さんが初めて歩こうとして転んだ時、みなさんはどうしましたか?
笑って「すごいね!立てたね!」と褒めましたよね。転んだことを叱ったり、「他の赤ちゃんはもう歩いてる」と比べたりしませんでしたよね。
自転車に初めて乗ろうとした時も同じ。何度転んでも、「もう一回やってみよう!」と応援しましたよね。「できた!」となった瞬間、家族みんなで大喜びしましたよね。
それは何歳になっても、変わらず大事なことなんです。
勉強でも、習い事でも、人間関係でも、お子さんは「初めて」のことに挑戦しています。だから結果ではなく、挑戦そのものを応援してあげる。それが自己肯定感を育てる本質です。
ケース①:間違うと暴れていた年長「Y君」(A4花丸メソッド)

年長さんのY君は、とにかく間違うのが嫌いなお子さんでした。1問でも間違えたら、すぐに暴れてしまう。レッスンが成立しないこともよくありました。お母さまも「もうどうしようもない…」と諦めかけていらっしゃいました。
原因をお話を伺ってみると、はっきりしました。保護者さまが「正解した時しか褒めてこなかった」のです。だからY君は「正解=褒められる=自分OK」「間違い=褒められない=自分ダメ」と学習してしまっていたんです。
KSJの工夫:A4花丸メソッド
そこで私が考えたのが、「100%できる問題から始める」方法です。
- A4の紙に、1問だけ大きく問題を書く
- 正解したら大きな花丸をつける
- 次は2問書いて、正解したら花丸2つ
- これを繰り返して、15問目くらいまで全部花丸
そして次の問題で初めて間違えました。でもその時にはもう、Y君の心が変わっていたんです。「間違えるのが嫌」ではなく、「早く花丸が欲しい」モードに。
結果:暴れなくなり、いう事も聞いてくれるように
そこからY君は、間違えても暴れなくなりました。アドバイスを聞いてくれるようにもなりました。今でも満点が好きなのは変わりませんけどね(笑)。
このメソッドは、ご家庭でも応用できます。お子さんが「できる!」を積み重ねる体験を、意識的に作ってあげてください。それが自己肯定感の土台になります。
ケース②:親の顔色を伺っていた小2「Rさん」

Rさんは小2の女の子。とにかく何をやるにも保護者さまの顔色を伺うお子さんでした。問題を解いて自信がない時は保護者を見る。問題が分からない時もまず保護者を見る。
そして、その時の保護者さまの顔は…めちゃくちゃ怖い顔をしていました(笑)。「ちゃんとやりなさい」「合ってるかちゃんと考えて」というメッセージを、表情で送り続けていたんです。
KSJの提案:取り組んだことを褒める→アドバイス
私は保護者さまに、はっきり伝えました。「まず間違えても、問題が分からなくても、取り組んだことを褒めましょう。そのあとに行動するアドバイスをしてあげてください」と。
「はじめから表情で『ちゃんとやりなさい』みたいな伝え方をしていたら、何にもできない子になりますよ」とも。
結果:自分で取り組めるように
少しずつではありますが、Rさんは顔色を伺わずに自分で取り組めるようになりました。これは保護者さまの普段の関わり方が変わったから。
子どもの変化は、親の変化から始まります。これがKSJ47年で見続けてきた真実です。
ケース③:「どうせ私なんて」が口癖になっていた高学年

「どうせ私なんて…」「どうせ僕なんて…」が口癖になるのは、特に小学校高学年以上に多いパターンです。この年齢になってくると、親が比べなくても本人が自分から周りと自分を比べ始めてしまうんです。
もとはと言えば、低学年の時に親が比べていたことが原因です。比べる癖が身についてしまった結果、思春期に入っても自分で自分を比べ続けてしまう。
KSJの声かけ:「昨日の自分と比べよう」
このタイプのお子さんに、私は何度も繰り返しこう話します:
「他と比べるんじゃなくて、昨日の自分と比べていこう」
そして、昨日できなかった問題が今日できたら、めちゃくちゃ喜ぶ。今日できなくても、「明日できるように頑張ろう」と励ます。これを繰り返します。
大きくなればなるほど自己肯定感は低くなりがちです。でも「何と自分を比べるか」で、お子さんの心の状態は全然変わります。周りの大人がここをしっかり伝えてあげるかどうかが、本当に大切なんです。
「自信が育つ家庭」5つの共通点|紹介率98%KSJ保護者から見えたもの

KSJは過去約6年で1,300名のお子さんが入会してくださり、そのうち1,275名(98%)が保護者さまの紹介・口コミで来てくださっています。詳しくは KSJが保護者に愛される7つの理由 をご覧ください。
そんな素晴らしい保護者さまのご家庭を見ていると、「お子さんの自己肯定感がしっかり育っている家庭」には5つの共通点があります。
共通点①:親がとても前向きで明るい
これが何より一番大事です。親自身が前向きで明るいご家庭のお子さんは、自然と自己肯定感が高めです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これは絶対的な真実です。親がネガティブで、子供がポジティブになることはありません。お子さんは親の鏡。親が暗いと、子供も暗くなります。
共通点②:SNSやママ友の話を一切気にしない
共通点②は、外部情報に振り回されないこと。SNSでこんなことが言われている、ママ友の間でこんな話で盛り上がっている…そんなことを一切気にせず、自分のお子さんとしっかり向き合っているご家庭。
こうしたご家庭は、いつも「目の前のわが子」に焦点を合わせています。それが結果として、お子さんの自己肯定感を育てる土壌になります。
共通点③:問題の答えを「目の前の子供・家庭」に求める
これは私たちの塾経営にも通じる話です。塾経営でも周りを見ると良い話ばかり聞こえてきます。でも実際は、問題が解決しない教室がほとんど。なぜか?それは、今目の前にいる生徒に視線が向いていないからです。
ご家庭でも同じです。わが子の課題・家庭の問題の答えは、いつでも目の前の子供や家庭にしか存在しません。他を見るのではなく、自分たちをしっかり見つめ直す。これが自己肯定感を育てる秘訣です。
共通点④:失敗を「学び」と捉える
自己肯定感が育つ家庭では、失敗を成長の機会と捉えています。お子さんが間違えたり、上手くできなかったりした時に、「また失敗したの?」ではなく「次はどうしようか?」と一緒に考える。
失敗が「ダメなこと」ではなく「次の学び」になるご家庭で、お子さんは挑戦する力が育ちます。
共通点⑤:親自身も人生を楽しんでいる
そして最後の共通点。親自身が自分の人生も楽しんでいるご家庭。趣味があり、夫婦仲が良く、お仕事も楽しんでいる。
「お子さんのために自分を犠牲にする」のではなく、「親自身も人生を満喫している」姿をお子さんが見ている。これは何よりの教育です。
そろばんで自己肯定感が育つ3つの理由

私はそろばん教室の代表として、「そろばんは自己肯定感を高めるのに最適な習い事」と確信しています。なぜそう言えるのか、3つの理由をお伝えします。
理由①:成長が「目に見える」から
そろばんは確実に成長が目に見える習い事です。「2+3」が出来なかった子が、数日後には「10+5」を解いている。1ヶ月前は10問だったのが、今日は30問解けた。こういう変化が、お子さんにも親にもはっきり分かるんです。
一気に成長するのは、どんなことでも難しい。だから「ほんの小さなものでいいから、実際に成長を感じられること」を続けることが、自己肯定感を育てる鍵なんです。そろばんは、まさにこの「小さな成長の積み重ね」が見える教材です。
理由②:KSJの「専用問題+簡単な問題ミックス」メソッド
KSJでは、少し出来なくて困っている生徒には、その子専用の問題を作成します。ただし、ちょっと前の問題に戻るのは、子供たちは嫌がります。「自分は遅れている」と感じてしまうからです。
だから今練習している問題と一緒に、少しだけ簡単な問題も混ぜて問題を作成します。すると…
ずっと出来なくてイヤだと思っていたお子さんが、「あれ?なんか出来るかも??」と思い始める。そして勢いで、出来なかった問題まで解けるようになったりするんです(笑)。子供たちは、自信がつけばすぐ出来るようになる。これが47年見てきた真実です。
理由③:「他の子と比べない」環境
KSJの一斉指導+個別フォローのスタイルは、お子さんを他の子と比べないように設計されています。それぞれのお子さんが、自分のペースで級を上げていく。
「比較されない安全な環境」で、自分の成長だけに集中できる。これがそろばんで自己肯定感が育つ大きな理由です。詳しくは オンラインそろばん完全ガイド もご覧ください。
兄弟・姉妹で自己肯定感に差がある時の対応
「上の子は元気で自信満々なのに、下の子は引っ込み思案で…」「姉は何でもできるのに、妹は何もやりたがらない…」。兄弟・姉妹で性格が違うのは当たり前ですが、「自己肯定感の差」が見られる場合、原因はほぼ親の関わり方にあります。
無意識の比較が起きていないか
「お兄ちゃんはこれができるのに、なんであなたは…」と口に出さなくても、表情や態度で伝わっています。下の子は敏感に「比較されている」と感じ取ります。
それぞれの「得意」を伸ばす
兄弟はまったく別の人間。同じ親から生まれても、性格・興味・得意分野は違います。それぞれの個性を認めることから始めてください。
「お兄ちゃんはこれが得意。あなたはあれが得意。お互いに違う良いところがあるんだよ」と伝え続けることが大切です。比べるのではなく、助け合える関係を育ててあげてください。
親自身の自己肯定感も大事(連鎖する話)

ここまで「お子さんの自己肯定感を育てる方法」をお伝えしてきましたが、最も大切な真実を最後にお伝えします。
子供の自己肯定感を上げる前に、
パパやママ自身の自己肯定感を上げてください。
親の自己肯定感は、確実に子供に連鎖する
「自分なんて何もできてない」と思いながら子育てしている親と、「私は毎日精一杯やれている」と思って子育てしている親。同じことをしていても、お子さんへの伝わり方が全く違います。
親が自分を否定していると、お子さんは「大人になっても自分を肯定できないんだ」と学習してしまいます。逆に親が自分を認めていると、お子さんも「自分を認めていいんだ」と感じ取ります。
自分を認める一歩:「今日できたこと」を1つ書く
もし「自分の自己肯定感が低いかも…」と感じる方は、毎晩寝る前に「今日できたこと」を1つだけ書く習慣を試してみてください。
「ご飯を作った」「子供の話を聞けた」「洗濯を畳んだ」。本当に小さなことで構いません。あなたが毎日やっている当たり前のことが、実はとんでもなくすごいことなんです。
「比べない」が最強の育て方

記事の中盤で何度もお伝えしてきましたが、ここで改めて強調させてください。お子さんの自己肯定感を育てる最強の方法は、たったひとつです。
他の子と比べないこと。
これだけで、本当にすべてが変わります。
比べる相手は「昨日のわが子」だけ
「他の子と比べないって言われても…」と感じる方も多いと思います。でも、比較自体が悪いわけではありません。比べる相手を間違えなければいいんです。
正しい比較対象は、「昨日のわが子」です。
- 昨日より今日、何かが少しできるようになったか?
- 1ヶ月前より、何かが進歩したか?
- 1年前より、お子さんは確実に成長しているはず
こう見れば、すべてのお子さんが、毎日確実に成長しています。それを認めて、言葉にしてあげる。これが自己肯定感を育てる一番の近道です。
紹介率98%のKSJ保護者から見た「自信が育つ家庭」の集大成
ここまでお伝えしてきた「自己肯定感が育つ家庭」のエッセンスを、最後に集約します。これがKSJ47年×770名×紹介率98%の家庭から見えた自己肯定感が育つ7つの実践です。
- SNSや他人と比べず、目の前のわが子を見る
- 「結果」より「チャレンジしたこと」を褒める
- 失敗を「次のチャレンジへの材料」と捉える
- 子どもの意見を、まず受け止める
- 毎日「今日何が楽しかった?」と聞く
- 親自身が前向きで、自分の人生も楽しんでいる
- 比べる相手は「昨日のわが子」だけ
すべてを完璧にやる必要はありません。1つでもできれば、お子さんの心の中で確実に何かが変わります。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 自己肯定感が低い子供の特徴は?
主に5つの特徴があります:①自分の意見を言わない/言えない、②失敗を極端に怖がる、③親の顔色を伺う、④「どうせ僕(私)なんて」が口癖、⑤褒められても受け取れない。1つでも当てはまる場合は、まず「比べないこと」「結果より過程を褒めること」から始めてみてください。
Q2. 子供の自己肯定感を高めるには?
大きく3つです:①結果ではなくチャレンジを褒める、②他の子と比べず「昨日のわが子」と比べる、③親自身の自己肯定感を先に高める。特に③が最も大切です。親が自分を肯定できていないと、お子さんも自分を肯定できません。
Q3. 愛情いっぱいに育てられた子の特徴は?
愛情をしっかり受けて育ったお子さんには、共通する特徴があります:失敗を恐れず挑戦する/自分の意見をはっきり言える/他人にも優しい/親や周囲を信頼している。これらは「結果より存在を肯定された経験」から生まれます。「あなたがいるだけで嬉しい」というメッセージを、言葉と行動で伝え続けることが鍵です。
Q4. 自己肯定感の高い子どもに育てるには?
記事で紹介した7つの実践がすべての答えです。特に重要なのは「SNSと比べない」「失敗を学びと捉える」「親自身が人生を楽しむ」の3つ。お子さんは親の鏡。親が自分自身に厳しすぎると、お子さんも自分に厳しくなります。
Q5. 自己肯定感を高める習い事は何がいい?
「成長が目に見える」「個別のペースで進められる」「他と比べられない環境」の3条件を満たす習い事が理想です。そろばんは特にこの3条件をすべて満たす最強の習い事だと、私たちは47年の経験から確信しています。級が上がる仕組み、自分のペースで進めるシステム、KSJの一斉指導+個別フォローモデル。すべてが自己肯定感を育てます。
Q6. 思春期の子供の自己肯定感が低い時はどうすれば?
思春期は、本人が自分から周りと自分を比べてしまう時期です。親ができるのは、「比べる対象を変える」サポート。「他の子と比べない、昨日の自分と比べよう」と何度も繰り返し伝えてください。そして、正論よりも気持ちへの共感を優先してください。「分かるよ、辛いよね」の一言が、思春期の子の心を救います。
Q7. 親自身の自己肯定感が低い場合はどうすれば?
親も完璧でなくていいんです。「親自身も自己肯定感が低くて…」と気づいた時点で、すでに変化が始まっています。毎晩寝る前に「今日できたこと1つ」を書く習慣がおすすめ。「ご飯を作った」「お子さんの話を聞けた」「洗濯を畳んだ」など、小さなことで構いません。毎日やっている当たり前が、実はとんでもなくすごいことと気づくのが第一歩です。
Q8. もう手遅れかも…と諦めかけていますが大丈夫?
大丈夫です。770名見てきて、自己肯定感が育たなかった子は1人もいません。10歳でも、12歳でも、中学生でも、いつからでも変われます。むしろ、保護者さまが「変わりたい」と気づいた瞬間から、お子さんの心は変わり始めます。諦めないでください。気づいた今が、変化の始まりです。
最後に|たけのり先生から保護者の皆様へ

長い記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
ここまで色々書いてきて言うのは少しおかしいかもしれませんが、最後に正直な気持ちを書かせてください。
私は「自己肯定感」という言葉があまり好きではありません。
別に肯定感は高くなくてもいいです。みなさん、もともと素晴らしいですからね。
世の中が常に誰かと勝手に比べられる状況なので、不安になったり心配になることもありますが、何よりもわが子が元気で成長してくれたら、それが一番。それを忘れてはいけません。
パパやママの一言で、お子さんの元気がなくなったら、イヤじゃないですか?
子供たちはみんな、可能性にあふれています。他の子と違う部分があっても、それが特別に伸びる才能かもしれません。親の経験値や一般論だけで判断したらダメです。子供たちの可能性は、大人には計り切れませんので。
まずは子供の自己肯定感を上げる前に、パパやママ自身の自己肯定感を上げてください。みなさん毎日頑張っていますし、その中で立派なお子様を育てています。それだけで十分素晴らしい。
自分に自信を持って、お子さんにも接してあげてくださいね。
— KSJ代表 たけのり先生
KSJ(川上スクールジャパン)では、47年の指導経験と、現在770名の生徒との日々から、お子さんと保護者さまの自己肯定感の両方をサポートしています。
もし「うちの子も変われるかも」「私も自分を肯定できるようになりたい」とお考えなら、無料体験レッスンを随時受け付けております。一斉指導+個別フォローのスタイルで、お子さんも保護者さまも、安心して通っていただけます。
最後にもう一度。あなたは、もう十分頑張っています。大丈夫です。あなたの存在自体が、お子さんにとって最高のギフトです🌸
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