海外から帰国しても、そろばん教室は探さなくて大丈夫|変わるのは時間だけです
こんにちは、川上スクールジャパン(KSJ)代表のたけのり先生です。指導歴25年、世界26ヶ国・770名の生徒さんを見てきました。海外にお住まいの生徒さんは、そのうち約280名です。
海外から日本へ帰国が決まったとき、保護者さまが心配されることの一つに「習い事をどうするか」があります。せっかく慣れた教室と別れて、日本でまた探し直すのか。お子さんは新しい環境に馴染めるのか。
KSJの場合、その心配はほとんどありません。今日はその理由と、帰国された生徒さんたちの話をします。
帰国したら、そろばん教室を探し直す必要がありますか?
いいえ。KSJでは、帰国しても教室を変える必要はありません。変わるのはレッスンに参加する時間だけです。
KSJは完全オンラインの教室です。海外に住んでいても日本に住んでいても、やることは何も変わりません。同じ先生、同じテキスト、同じ進み方で、そのまま続けられます。
最近は帰国されるご家庭が増えているように感じますが、みなさん帰国後も今までと変わらずそろばんを頑張ってくれています。
変わるのは、レッスンの時間帯です

たとえばアメリカにお住まいだった生徒さんは、日本時間の午前中に参加していたのが、帰国後は午後に変わります。
KSJには海外生向けの午前クラスがあり、時差のあるご家庭はそちらに参加されています。帰国後は、日本の生徒さんと同じ午後の時間帯に移っていただくだけです。
それ以外に、特に変わることはありません。手続きも、教材の買い直しも必要ありません。
帰国された方の多くは、帰国子女枠の受験に取り組みます
小学校や中学校に編入・進学されるため、帰国子女枠での受験を目指すご家庭が多いです。
ここで問題になるのが、受験勉強をどこでするかです。帰国してすぐに塾を探して、面談をして、通い始める——これは帰国されたご家庭にとって、かなり大変な作業のようです。日本の生活に慣れるだけでも精一杯の時期ですから。
KSJには、そろばんとは別に学習コースがあります。国語・算数・英語など、受験に必要な教科を学べるコースで、およそ50名の生徒さんが参加しています。
ただし、先にお伝えしておきます。学習コースは先生の人数に限りがあるため、受け入れは少人数ずつです。この夏は7名の生徒さんが増えたので、急いで先生を探しました(笑)。そのため、ご希望のタイミングですぐにご案内できるとは限りません。そろばんコースは、これまでどおり受け付けています。
海外にいるうちから参加して、中学受験に向けて準備を進めている生徒さんも多くいます。アメリカに住みながら英検の勉強をしている子もいます。
学習コースは、保護者さまの一言から生まれました
「現地の補習校の勉強だけだと足りないので、日本の先生に勉強を見てほしいのですが、どなたかいませんか?」——この相談がきっかけでした。
KSJの保護者さまは、本当に何でも私に相談してくださいます(笑)。そろばんのことでなくても、お子さんのことなら何でも。
そのご相談をいただいて、それなら作ろう、と考えました。まず先生を探すところから始めて、KSJに合う方を見つけ、保護者さまと面談していただきました。
最初の生徒さんですから、私も、先生も、保護者さまも、みんな手探りです(笑)。ただ、帰国の時期が決まっていて、そのあとに帰国子女受験をすることも決まっていましたので、目標に向かって進んでいけました。
その生徒さんが、帰国してから言われたこと
「日本の生活に慣れるのは大変だったけれど、そろばんと勉強だけは今までと変わらずできたのが大きかった」——そう言っていただきました。
帰国後の生活は、想像以上に大変だったそうです。学校のこと、友達のこと、生活のリズム。変わることが一度にたくさん来ます。
そのなかで、変わらないものが2つあった。これが支えになったのだと思います。新しい塾を探して、また一から関係を作る必要がなかったことも、大きかったようです。
学習コースの先生は、志望校に直接電話をして情報を聞いてくださったりもしました。その生徒さんは行きたかった中学校に進学して、今は楽しく学校生活を過ごしているそうです。
2025年度の合格実績

学習コースの生徒さんが、2025年度に合格した学校です。ご本人・保護者さまの許可をいただいて掲載しています。
【中学校】
- ラ・サール中学校
- 西大和学園中学校
- 北嶺中学校
- 海陽中等教育学校
- 昌平中学校(帰国子女入試)
- 沖縄県立開邦中学校
- 昭和薬科大学附属中学校
- 名古屋中学校
- 他、広島県内難関進学校4校
【小学校】
- 京都教育大学附属桃山小学校(帰国子女編入試験)
もちろん、参加された全員がこうした学校に進むわけではありません。お子さんによって目標も進み方も違いますし、それでいいと思っています。ただ、海外にいながらでもここまで準備ができるということは、お伝えしておきたいと思いました。
学習コースについて、正直にお伝えしておきます
学習コースは、KSJでそろばんを学んでいる生徒さんだけが参加できるコースです。
- そろばんコースとは別料金です
- 先生はそろばんの先生とは別の、学習専門の先生が担当します
- 教科は国語・算数・英語など、受験に必要なものに対応しています
- 海外在住のうちから参加できます
- 帰国子女の方だけでなく、国内にお住まいの生徒さんも参加しています
- 受け入れは少人数ずつです(先生の人数に限りがあるため、お待ちいただく場合があります)
学習コースだけを受けることはできません。また前述のとおり、受け入れは少人数ずつです。まずはそろばんから始めていただき、必要になったときにご相談いただく形が自然だと思います。
渡航のときも、帰国のときも
KSJは、引っ越しでやめなくていい教室です。
海外に行かれるときのご相談は、渡航のおよそ1ヶ月半前にいただくことが多いです。そのときのことは海外赴任でそろばんをやめる前に読んでほしい話に書きました。
そして海外にいる間の日本語のことは、海外で子どもの日本語が抜けていくと感じたときや、一時帰国で友達と話せなかったご家庭の話にまとめています。
行くときも、帰るときも、続けられる。それがオンラインの一番の強みだと思っています。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 帰国したら、手続きは必要ですか?
レッスンに参加する時間帯を変えていただくだけです。退会や再入会の手続きはありません。教材もそのまま使えます。
Q. 海外にいるうちから学習コースを始められますか?
はい。帰国前から中学受験の準備を始める生徒さんは多いです。アメリカにお住まいのまま英検の勉強をしている子もいます。ただし先生の人数に限りがあるため、ご案内までお待ちいただく場合があります。
Q. 学習コースだけ受けることはできますか?
いいえ。学習コースはKSJでそろばんを学んでいる生徒さん向けのコースです。まずはそろばんから始めていただく形になります。
Q. 帰国子女受験に対応してもらえますか?
学習コースで対応しています。帰国の時期と志望校が決まっていれば、それに向けて進めていきます。学習コースの先生が志望校に直接問い合わせて、情報を集めたこともありました。なお受け入れは少人数ずつですので、まずはご相談ください。
Q. 帰国後、日本の生徒さんと一緒のレッスンになりますか?
はい。KSJは海外生と国内生を分けていません。時間帯が違うだけで、レッスンの中身は同じです。
まとめ
- 帰国しても教室を変える必要はありません。変わるのはレッスンの時間帯だけです
- 帰国された方の多くは帰国子女枠の受験に取り組みます
- KSJにはそろばんとは別に学習コースがあり、およそ50名が参加しています(受け入れは少人数ずつです)
- 学習コースは保護者さまの一言から生まれました
- 海外にいるうちから受験の準備を始められます
- 帰国後に大変なのは生活のほうです。だからこそ変わらないものがあることに意味があります
帰国が決まって、習い事をどうしようか迷っておられるなら、一度ご相談ください。そろばんは、行くときも帰るときも、やめずに続けられます。やめる前に、続ける方法があるかもしれません。


