青森の小さな教室に、世界26ヶ国から生徒が集まった|オンラインそろばんKSJ、海外生との物語

青森県十和田市の小さなそろばん教室に、アメリカ、ヨーロッパ、アジア……世界26ヶ国から生徒が集まっている。そう言っても、正直、誰も信じてくれません。私たち自身、いまだに夢を見ているような気持ちになることがあります。これは、狙ってもいなかった海外への広がりと、オンラインだからこそ起きた、いくつかの小さな奇跡の物語です。
📌 この記事の要点
- 川上スクールジャパン(KSJ)では今、世界26ヶ国・770名の生徒がオンラインでそろばんを学んでいます。
- 海外への広がりは狙ったものではなく、残ってくださった保護者さまのSNSの一記事から始まりました。
- 時差に合わせて、日本時間の朝から深夜までレッスンが動いています(ほぼ一日中)。
- 文化の違いを大切にしながら、挨拶や姿勢も含めた「日本のそろばん」を届けています。
「海外なんて、頭にありませんでした」
KSJが海外に広がったのは、戦略でも狙いでもありません。残ってくださった保護者さまのSNSが、きっかけでした。
2020年、対面からオンラインに切り替えたとき、私たちの頭にあったのは「一気に減ってしまった生徒を、どう回復させるか」ということだけでした。海外のことなんて、まったく考えていませんでした。ところが——KSJに残ってくださった保護者さまが、SNSで教室のことを紹介してくださったのです。その一記事から、海外にお住まいの日本人ご家庭からの問い合わせが、一気に増えました。
しかも、最初に入会してくださった方が、シアトルの日本人コミュニティのリーダーの方でした。そこでもKSJを紹介してくださり、アメリカの生徒が次々と増えていきました。毎日「これは夢なんじゃないか」と思うほど、問い合わせが届きました。青森の田舎の教室に、世界中から。今でも信じられません。広告を一切出さず、口コミだけで広がってきたKSJの歩みは、広告ゼロで73ヶ月連続2桁入会できた理由でも詳しくお話ししています。
机の上には、ポテトとコーラ——自由な海外っ子たち

海外の生徒たちは、日本の子とは環境がまるで違って、とにかく自由でした。机の上にポテトとコーラを乗せてレッスンに参加する子、サングラスをかけたまま画面に現れる子(笑)。最初はその自由さに驚きましたが、それも海外ならではの魅力です。
そこから少しずつ、「日本のそろばんは、計算だけじゃなくて、挨拶や姿勢も大切にするんだよ。みんなで気をつけていこうね」と話していきました。まずは挨拶から。練習しているときは飲食をしない、横にならない——。時間をかけて、だんだんと日本の学校のような空気が育っていきました。文化を押しつけるのではなく、その子の背景を尊重しながら、です。だから、教室でハロウィンやクリスマスに「好きな格好で参加していいよ」と言うと、海外生はもう、めちゃくちゃ張り切ってくれます(笑)。海外からの受講の様子は、海外でもそろばんは習える?オンラインという選択肢もあわせてどうぞ。
「ほぼ、コンビニと同じです」——世界の時差とレッスン時間
26ヶ国に生徒がいると、レッスンは日本時間の朝から深夜まで、ほぼ一日中動いています。KSJのレッスン時間を紹介すると——
- 日本時間の朝8時〜12時:アメリカ・カナダの生徒
- 15時〜21時:国内・アジアの生徒
- 24時〜26時(深夜0時〜2時):ヨーロッパの生徒
……ほぼコンビニと同じです(笑)。世界のどこかで、いつも誰かがそろばんをはじいている。時差はありますが、その子の生活リズムに合う時間に参加できるのが、オンラインの強みです。世界26ヶ国の生徒がどんなふうに学んでいるかは、世界26ヶ国で学ばれるオンラインそろばんでも紹介しています。
海外に住むご家庭にとって、KSJは「日本を感じられる場所」
KSJの保護者さまは、どちらか、または両方が日本人というご家庭がほとんどです。海外での暮らしには良いこともたくさんありますが、ふと「日本を感じたくなる」瞬間もあるそうです。
そんなとき、”ザ・日本”のようなKSJのレッスン風景を見ると、ほっとして嬉しくなる——そう言っていただけることがあります。そろばんが上達することはもちろん大切ですが、それ以外の部分でも、生徒さんや保護者さまに喜んでもらえる。これは、私たちにとって本当に幸せなことです。
🌟 京都とマレーシアの、奇跡の再会

最後に、忘れられない出来事をひとつ。KSJのオンライン検定では、保護者さまにも検定監督をお願いしています。あるとき、たまたま同じ時間に監督をしてくださった2人の保護者さまから、ほぼ同時にこんな連絡が届きました。
「もしかして、さっき画面にいたママって、〇〇さんじゃありませんか?」——なんと、お二人は高校の同級生だったのです。しかも今、おひとりは京都、もうおひとりはマレーシアにお住まい。日本とマレーシアで遠く離れて暮らしていた旧友が、青森の教室のオンライン検定で、画面越しに奇跡の再会を果たしたのです。
オンラインじゃなければ、絶対に起こらなかった再会です。こういう瞬間に立ち会えるたびに、私たちは「オンラインを続けてきて、本当によかった」と心から思うのです。
海外にお住まいの方も、まずはKSJの無料体験でレッスンの雰囲気をのぞいてみませんか。24時間以内にご返信します。
よくある質問(FAQ)
Q. 海外に住んでいても、KSJのそろばんを受けられますか?
はい。世界26ヶ国・770名の生徒がオンラインで学んでいます。インターネット環境とそろばんがあれば、どの国からでも参加できます。
Q. 時差があっても大丈夫ですか?
大丈夫です。日本時間の朝(アメリカ・カナダ)、夕方〜夜(国内・アジア)、深夜(ヨーロッパ)と時間帯を分けているので、お住まいの地域に合う時間に参加できます。
Q. レッスンは日本語ですか?
はい、日本語です。保護者さまのどちらか、または両方が日本人というご家庭がほとんどで、日本語での丁寧な指導を大切にしています。
Q. 何歳から受けられますか?
3歳ごろから大人まで受講できます。海外生も、幅広い年齢のお子さんが学んでいます。
Q. 海外からでも無料体験できますか?
できます。まずは無料体験で、レッスンの雰囲気をご覧ください。24時間以内にご返信します。
なお、海外のご家庭がそろばんを選ばれる理由には、計算力だけでなく「日本語を守りたい」という願いもあります。その話は海外の子どもの日本語を維持する「もう一つの方法」にまとめました。
海外の保護者さまとのつながりは、そこからさらに広がることもあります。KSJのレッスンを画面越しに見ていたお母さまが、ご自身でそろばん教室を始められた話はレッスンを見ていた保護者が海外でそろばんの先生になるまででご紹介しています。
世界のどこにいても、そろばんでつながれる
青森の小さな教室から始まったKSJが、いまや世界26ヶ国の子どもたちとつながっている——これは、オンラインという時代の力と、応援してくださった保護者さまのおかげです。海外にいても、日本のそろばんに触れさせたい。画面の向こうで、今日もどこかの国の子がそろばんをはじいています。そんな一人ひとりの想いに、私たちはこれからも応えていきます。


