子どもがオンラインそろばんを始めたら、保護者がオンラインで動き出しました

同じテーブルで子どもはオンラインそろばん、母親は自分の作業に向かう夜のリビング
💡 この記事の要点
  • KSJに入会したあと、ご自身でオンラインの活動を始めた保護者が何人もいます
  • 教育系オンラインサロン、オンラインのストレッチ教室、料理教室、手作り品の海外販売、そろばん教室まで。
  • きっかけは「自分の子だけでなく、他の子まで伸びていくのを画面越しに見た」ことでした。
  • KSJは集客の面でも協力していますが、自分が良いと思ったものしか紹介しません
  • そして大切なのは、大きな挑戦は必要ないということです。

KSJに関わってくださったご家庭で、少し不思議なことが起きています。

お子さんがオンラインそろばんを始めたあと、保護者の方ご自身がオンラインで何かを始める——そういうご家庭が、年々増えているのです。

こんにちは、川上スクールジャパン(KSJ)代表のたけのり先生です。指導歴25年、世界26ヶ国・770名以上のお子さんを見てきました。今日は、私たちが予想していなかったこの現象についてお話しします。

保護者の皆さんが、オンラインで始めたこと

KSJの保護者が始めたオンラインサロン・ストレッチ教室・料理教室・海外販売の4場面

KSJの保護者の方が始められたものを並べると、その幅に驚きます。

そろばんとは関係のない分野がほとんどです。それでも共通しているのは、どれも「オンラインで」始められたことです。

保護者の方からは、こんな言葉をいただきます。

「オンラインが身近なものになりました」

2020年、オンラインの習い事は「本当に大丈夫?」と思われていました

KSJがオンラインに移行した当時、オンラインの習い事に不安を持つ方がほとんどでした。

今では想像しにくいかもしれませんが、当時の空気は本当にこうでした。

「オンラインで本当に大丈夫?」「画面越しで上達するの?」

そう思っていた方が90%、いや95%、いや99%くらいだったと思います。世の中のほとんどが、そんな感じでした。私たち自身、手探りでした。

そんな時期に、ある保護者の方が教育系のオンラインサロンを立ち上げました。KSJがオンラインを始めて、およそ1年後のことです。

その方が見たのは、自分の子だけではありませんでした

オンラインそろばんのZOOM画面に並ぶ子どもたちを見つめる母親の後ろ姿

決め手になったのは、他のお子さんまで伸びていく様子を、画面越しにご自分の目で見たことでした。

その方は、お子さんをKSJに参加させて、まず自分の子が成長していくのを見ました。ここまでは、どの教室でも起こることです。

でもKSJはオンラインの一斉指導なので、同じ画面に他のお子さんも映っています。だから、他の子が上達していく様子まで見えるのです。

通学の教室では、こうはいきません。保護者の方は教室の中に入れませんし、まして他の子の成長を毎回見ることはできません。

そうして自分の目で確かめたうえで、その方はこう考えたそうです。

「これからはオンラインの習い事が増えるはず。今のうちにオンラインでお母さま方とつながって、自分がこれまで積み重ねてきた経験を伝えよう」

2021年の判断です。今から振り返れば、当たっていました。そのサロンは5年以上、今も続いています

KSJが手伝ったのは、いちばん大変なところでした

いちばん協力できたのは、集客の部分だと思います。

サロンを立ち上げるとき、何より大変なのは「知ってもらうこと」です。中身に自信があっても、誰にも届かなければ始まりません。

KSJには770名以上という母体があります。ですので、まずはKSJの保護者の方にご案内をしました。そこから内容を気に入ってくださった方が参加し、その方たちが口コミで広めてくださって、今に続いています。

この協力の仕方は、KSJのレッスンを見ていた保護者が海外でそろばんの先生になった話でも同じでした。教材の作り方から生徒さんの集め方まで、ご一緒しました。

ただし、何でも紹介するわけではありません

私が自分で良いと思ったもの以外は、紹介しません。

正直にお伝えすると、「KSJの中で紹介してほしい」というお話は、たくさんいただきます。

でも、お断りすることのほうが多いです。理由は単純で、私自身が良いと思えないものを紹介したくないからです。

それに、紹介しすぎるとKSJの信頼そのものがなくなります。保護者の方が「またKSJから何か案内が来た」と感じるようになったら、その時点で終わりです。ですので、そこはうまく調整しています。

KSJは広告を出さず、ほとんどのご入会が口コミです。その口コミは、信頼の上にしか乗りません。だから紹介は慎重にしています。

保護者が頑張っているご家庭の子は、よく頑張ります

KSJの生徒さんを見ていると、保護者の方の頑張りが見えているご家庭のお子さんは、よく頑張っている印象があります。

これは統計を取ったわけではなく、770名を見てきた私の実感です。それでも、かなりはっきり感じます。

理由は、たぶん単純です。子どもは、言われたことではなく、見たものを真似るからだと思います。

大きな挑戦は、必要ありません

サロンを開いたり教室を始めたりする必要は、まったくありません。

ここまで読んで、「うちは何も始められない」と感じた方がいらっしゃるかもしれません。どうか気にしないでください。オンラインで何かを始めた保護者の方は、あくまで一部です。

私がお伝えしたいのは、もっと小さなことです。

お子さんが宿題や練習をしている時間に、スマホやテレビで動画を見ているよりも、何か趣味をやってみたり、勉強をしてみたりする。それだけで十分だと思っています。

そうすると、お子さんの中に「パパやママも頑張ってるなら、自分も頑張ろう」という気持ちが生まれやすくなります。読書でも、資格の勉強でも、編み物でも、なんでも構いません。

子どもと一緒に何かを頑張って、それが自分にも繋がっていく。これは、とても幸せなことだと思いますよ。

お子さんのやる気について悩まれている方は、やる気がない子が動き出すきっかけと声かけの実例もあわせてご覧ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. オンラインだと、保護者は他の子の様子も見えるのですか?

見えます。KSJは一斉指導なので、同じ画面に他のお子さんも映っています。この記事の保護者の方も、他の子が伸びていく様子を見たことが決め手になりました。通学の教室では、なかなか見られない景色だと思います。

Q. 保護者が何か始めないと、子どもは伸びませんか?

そんなことはありません。何も始めていないご家庭のお子さんも、たくさん伸びています。ただ、保護者の方が何かに向かっている姿は、お子さんに伝わりやすいと感じています。

Q. 何を始めればいいですか?

何でも構いません。読書、資格の勉強、趣味、運動。お子さんが机に向かっている時間に、隣で何かをしているだけで十分です。大きなことをする必要はありません。

Q. KSJは、保護者の活動を紹介してくれるのですか?

内容を拝見して、私自身が良いと思えたものだけご案内しています。お断りすることも多いです。紹介しすぎるとKSJへの信頼が失われてしまうので、慎重にしています。

Q. そろばんと関係のないことでもいいのですか?

もちろんです。実際にKSJの保護者の方が始められたのは、ストレッチ教室、料理教室、海外への販売など、そろばんとは関係のない分野がほとんどです。

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