冬休みのそろばん|2週間で崩れないために、KSJがやっていること

💡 この記事の要点
  • 冬休みは2週間ほどと短いのに、クリスマスと年末年始が入ります。リズムが崩れやすい休みです。
  • 長期休みで調子を崩す子は多いです。でもそれはお子さんのせいではありません。旅行や帰省が増えるので当然のことです。
  • 崩さない方法は1日5分か10分。KSJは年末年始の休み中も、毎日そろばんに触れられる仕組みを用意しています。
  • それでも崩れたら、「再開すればまた思い出すから大丈夫」と割り切っていいです。
  • 冬休み前から始めても問題ありません。帰省しておじいちゃん・おばあちゃんに報告するのも、いい思い出になります。

冬休みは、あっという間に終わります。

2週間ほどしかないのに、クリスマスがあって、大掃除があって、年末年始があって、帰省があります。気づけば始業式。そして「なんだか調子が戻らない」という1月が始まります。

こんにちは、川上スクールジャパン(KSJ)代表のたけのり先生です。指導歴25年、世界26ヶ国・770名以上のお子さんを見てきました。

今日は冬休みの過ごし方について、そろばん教室の側からお話しします。「休み中もがんばりましょう」という話ではありません。むしろ逆のことを書きます。

冬休みの朝、パジャマ姿でそろばんに向かう子どもの後ろ姿とココアのマグカップ

長期休みで調子を崩す子は、多いです

正直にお伝えします。冬休みに限らず、長期休みのあとに調子を崩す生徒は多いです。

ただし、たけのり先生はこう言います。

それは子どもたちのせいではなく、どこかに長期間でお出かけしたり旅行をしたりすることが増えるので、仕方ないんです。

お正月に親戚が集まる。祖父母の家に何日か泊まる。初詣に行く。そういう日々のなかで、毎日の練習が途切れるのは当たり前のことです。

そして再開したとき、休む前より少しできなくなっている。これも、よくあることです。お子さんの努力が足りないわけでも、才能の問題でもありません。

崩さない方法は、1日5分か10分です

それでも「できれば崩したくない」という方に、方法をお伝えします。

1日5分か10分の練習を、毎日のどこかに入れるだけです。

そろばんは、長い時間の練習を必要としません。KSJでは普段から生徒たちに「毎日5分でいいから続けよう」と伝えています。長くても10分以内に終わるので、こんな時間で足ります。

まとまった時間を確保しようとすると、冬休みは無理です。5分に下げておくから、続きます。

KSJの年末年始|教室が休みの日も、そろばんに触れられます

ここからは、KSJの冬休みの過ごし方をご紹介します。

DAIBUTSUの「毎日のランキング問題」とは

DAIBUTSUは、KSJが自分たちで作ったオンラインの大会プラットフォームです。KSJだけでなく、他のそろばん教室も参加しています。

年末年始は、ここで毎日ランキング問題が出ます。中身はこんな内容です。

1回あたり5分ほどで終わります。そして他の教室の生徒たちと並んだランキングが表示されます。

ここで大事なのは、強制ではないということです。楽しんでいる生徒だけが参加します。やらなくても誰にも何も言われません。

そしてもうひとつ。

生徒だけでなく、保護者さまや先生たちも参加しますよ。

お正月に、お子さんとお父さんお母さんが同じ問題で競う。先生も混じっている。「勉強しなさい」と言わなくても、そろばんが家の中の遊びになる時間です。

お正月のこたつで、子どもと保護者が並んでタブレットに向かう様子とみかんとそろばん

それでも崩れたときは、割り切って大丈夫です

ここが、この記事でいちばん書いておきたいところです。

毎日5分を続けられる冬休みも、できない冬休みもあります。旅行が続いて一度も触れなかった、ということもあるでしょう。

そのときは、崩れることを受け入れてしまってかまいません。

お休み明けは少しできなくなっても仕方ない、再開すればまた思い出すから大丈夫、と割り切るのもいいと思います。

そろばんは、一度身についた感覚がすぐに消えるものではありません。数日か1〜2週間で、休む前の位置まで戻ってきます。その数日を惜しんで、家族の時間を削る必要はありません。

そして、たけのり先生はこう続けました。

子どものときにしか体験・経験できないことも多いので、そろばんだけに時間を使うよりも、色々なことを学んでほしいですからね。

そろばん教室がこう言うのは、あまり得な話ではありません。それでもお伝えするのは、お正月に祖父母と過ごした時間や、旅行で見た景色のほうが、その年の練習量より大きいこともあると思っているからです。

夏休みの生活リズムについては、夏休みに生活リズムを崩さない方法でも同じ考え方をお伝えしています。

なお、年末年始に使うDAIBUTSUをKSJが自分たちで作ることになった経緯は、生徒の9割が大会に出られなかったから、自分たちで場を作った話にまとめています。

冬休みから始めるのは、どうですか

問題ありません。始めたいと思ったときが、いちばんの始めどきです。

「2週間しかないし、年末年始を挟むから、1月に落ち着いてからのほうがいいのでは」と思われるかもしれません。もちろん1月からでも構いません。ただ、冬休み前から始めることには、この時期ならではの良さがあります。

冬休み前から始めて、帰省したときにおじいちゃん・おばあちゃんに「そろばんを始めたよ」と伝えるのも、喜んでくれると思います。

お正月は、親戚が集まる数少ない機会です。そこで「習い始めたんだ」と報告できる。少し珠を動かして見せられる。それだけで、お子さんにとって忘れられない冬休みになります。

KSJはお休み中もそろばんに取り組める形ができているので、冬休み前からのご参加でもまったく問題ありません。

ひとつだけ、お伝えしておきたい時期があります。4月からのスタートは、あまりおすすめしていません。小学校も学童も一斉に始まって、生活リズムが落ち着かない時期だからです。理由は学童と習い事を両立できるのか、いつ始めるのがよいのかに書きました。

お正月の和室で、そろばんを祖父母に見せている子どもと、身を乗り出して見ている祖父母

たけのり先生からのメッセージ

冬休みは短いです。やろうと思っていたことの半分もできずに終わります。

それでいいと思っています。

毎日5分が続けられたら、それは立派なことです。続かなかったとしても、再開すれば思い出します。そろばんは、そういうものです。

お子さんが冬休みに何を覚えて帰ってくるかは、そろばんの級だけでは測れません。祖父母と過ごした時間、いとこと遊んだ記憶、初めて見た雪。そういうものも一緒に持って帰ってきます。

そろばんは、そのなかのひとつでいいのです。

同じ長期休みでも、春休みは少し性格が違います。学年の切り替わりを挟むぶん、4月をどう迎えるかまで考えて過ごすことになります。春休みは4月ではなく3月末から始めるのがいい理由に、2週間でどこまで進めるのかと、入学前に「ちょっとだけ得意」を作る考え方をまとめました。

よくあるご質問

冬休み中もレッスンはありますか?

あります。長期休みでも参加する生徒は多いです。なお年末年始はお休みをいただいており、2026年は12月29日からです。

年末年始のお休み中は、何もできませんか?

DAIBUTSUというアプリで、毎日そろばんのランキング問題に取り組めます。1回5分ほどで、他の教室の生徒とのランキングが表示されます。強制ではありません。

冬休みに練習できませんでした。取り返せますか?

大丈夫です。休み明けは少しできなくなることがありますが、再開すればまた思い出します。数日から1〜2週間で戻ってくることがほとんどです。

1日どれくらい練習すればいいですか?

5分から10分で十分です。そろばんは長い時間の練習より、短くても毎日続けることのほうが大事です。

冬休みから始めるのは遅くないですか?

遅くありません。始めたいと思ったときが始めどきです。ただし4月からのスタートだけは、生活リズムが落ち着かないためおすすめしていません。

帰省先でもレッスンを受けられますか?

完全オンライン(ZOOM)なので、ネットがつながる場所なら受けられます。世界26ヶ国のお子さんが、それぞれの場所から参加しています。

冬休みの5分から、始めてみませんか

無料体験は、Zoomでお子さん一人に先生が一人。所要は30分ほどです。その場で入会を決めていただく必要はありません。

当日の様子は、無料体験の申し込みから当日までの流れにまとめています。